皆さん、こんにちは。ぞろろです。
前回、「絶対に家なんか買いたくない!」と大文字で宣言した圧倒的賃貸派のパパです。
私がなぜここまで頑なにマイホーム購入を拒み、賃貸を愛してやまないのか。
私が賃貸を激推しする最大の理由……
それは、我が社の誇る神制度「住宅手当」の恩恵をしゃぶり尽くしたいからです!!!
私の勤めている会社、なんと毎月最大「6万円」もの住宅手当が出るんです。
しかもこれ、若手限定とか年齢制限とか、期間の縛りが一切ないんですよ。
ちょっと冷静に計算してみましょうか。
毎月6万円ということは、年間で72万円。
これを仮に定年までの30年間もらい続けたとしたら……
72万円 × 30年 = 2,160万円!!!
……いやいやいや、ヤバくないですか!?
賃貸に住み続けているだけで、2,000万円以上の現金が会社から降ってくるんですよ?
マイホームを買った瞬間にこの権利が消滅するなんて、控えめに言って「2,000万円をドブに捨てる」のと同じじゃないですか。
そんな恐ろしいこと、私には絶対にできません。
もらう権利があるものは、意地でももらわにゃ大損です。
それに、私たちが住んでいる地域は地方なので、12万円〜15万円も出せば、そこそこ広くてきれいな戸建ての賃貸が余裕で借りられちゃうんです。
住宅手当を差し引いたら、実質の手出しは6万〜9万円。
正直、今の私たちにはこれで十二分すぎる環境です。
そもそも、マイホーム派の人たちがよく言う「子供のために広い家を」っていうセリフ、あれ実は大いなる幻想だと思ってます。
うちには今、もうすぐ2歳になる娘がいますが、この時期の子供なんて親の周りをチョロチョロ走り回るだけで、個室なんて全く必要ありません。
ぶっちゃけ、今のうちは2LDKの広さがあれば全く問題ないんです。
「でも、大きくなったら子供部屋が必要になるでしょ?」って?
いやいや、実際に子供が「自分の部屋に引きこもる時期」なんて、中学生から高校生くらいのほんの数年間だけですよ。
娘が大学で一人暮らしでも始めた日には、無駄に広いマイホームの部屋が「ただの巨大な物置」と化す未来しか見えません。
さらに言えば、人生何が起こるか分かりません。
親の介護問題が突然降ってくるかもしれないし、ご近所ガチャに大ハズレする可能性だってあります。
そんないざという時に、「よし、引っ越そう!」と身軽に動ける自由さこそ、賃貸の最強の特権なんです。
あと、絶対に見逃せないのが「修繕の心配を一切しなくていい」という精神的ノーダメージっぷりです。
給湯器がぶっ壊れようが、雨漏りしようが、エアコンがウンともスンとも言わなくなろうが、スマホを取り出して大家さん(管理会社)に「壊れました〜」と一本電話を入れるだけ。
すべてタダで直してくれます。
これがもし持ち家だったら?
「あぁ……給湯器交換で30万円飛んでいく……」って、夜も眠れなくなるほどの絶望を味わうことになりますからね。
それにね、日本の法律ってすごいんですよ。
「借地借家法」のおかげで、住んでいる賃貸人の立場ってめちゃくちゃ強いんです。
大家さんが「来月から家賃上げます!」なんて一方的に言ってきたって、こっちが「嫌です」と了承しなければ勝手には上げられません。
そして極めつけは、今の不動産市場の狂いっぷりです。
建築資材は高騰し、土地も建物も値上がりしまくって、新築なんて目が飛び出るほど高い。
おまけに日銀の政策転換で、じわじわと住宅ローンの金利まで上がり始めているじゃないですか。
こんな「地獄のダブルパンチ」みたいなタイミングで、数千万の借金を背負うなんて、私に言わせれば飛んで火に入る夏の虫です。
……とまあ、これだけロジカルかつ完璧な「賃貸最強理論」で理論武装している私ですが、現実はそう甘くありません。
最近、妻の目線が明らかに「戸建てのチラシ」や「新築マイホームのインスタ」に向いているんです。
この前なんて「ねえ、これ可愛くない?」と友達のマイホームの写真をチラ見せしてきました。
あ、これヤバい。包囲網が狭まってる。
なので最近の私は、毎日スマホの画面に穴が開くほど不動産ポータルサイトを血眼でチェックしています。
「頼む……! 妻が『これなら賃貸でもいいかも!』と唸るような、オシャレで広くて手当に収まる『超・優良戸建て賃貸物件』、出てきてくれぇぇぇ!!!」
ポータルサイトを更新する指に、祈りを込める毎日。
果たして、私を救う奇跡の賃貸物件は現れるのか。
それとも、妻のマイホーム熱に押し切られてしまうのか。
圧倒的賃貸派パパの孤独な戦いは、今日も続きます。
<続く>

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