皆さん、こんにちは。ぞろろです。
前回、会社の神制度「住宅手当(月6万円)」を盾に、生涯賃貸宣言を高らかにぶち上げた圧倒的賃貸派のパパです。
しかし最近、妻からの「マイホームいいよねぇ」という無言のプレッシャーがいよいよ強くなってきました。
このままでは丸め込まれてしまう!
そう危機感を覚えた私は、不動の事実である「数字」で妻を論破し、この持ち家vs賃貸論争に完全なる終止符を打つ決意を固めました。
ネットで「持ち家 賃貸 どっちが得」と検索すれば、それっぽい一般論の比較記事は山ほど出てきます。
でも、あんなものは我が家には全く当てはまりません。
なぜなら、最強の武器「住宅手当6万円」が考慮されていないからです!
「それなら自分たち専用のシミュレーションを作ってやる!」と、相棒のAIを頼りに、私たちが80歳を超えるまでの「今後50年間」にわたる超絶リアルなシミュレーションを作成してやりました。
シミュレーションの前提条件(ガチ勢仕様)
パターンA:今すぐ持ち家を買う場合(夢の新築5000万円)
物件価格はドカンと5000万円。
当然、頭金なんて出せるわけがないのでフルローンです(諸費用のみ現金払い)。
35年ローンで金利は変動1.75%と少し厳しめに設定。
購入時の諸費用は物件価格の約7%(350万円)としました。
ここからが持ち家の恐ろしいところ。
年間の維持費(固定資産税・都市計画税、火災・地震保険料)を年間25万円と見積もり、さらに15年ごとに150万円のドデカい修繕費が飛んでいく計算です。
住宅ローン控除で200万円戻ってくる甘い汁は吸うものの、50年後に売却する際は「建物の価値はゼロ」とし、土地代の1500万円だけで売却できると仮定しました。
パターンB:賃貸で粘って将来小さく買う場合(我が家の理想プラン)
対するは私の愛する賃貸プラン。
現在家賃15万円の物件ですが、住宅手当が月6万円出るので実質負担は激減します(これを25年間もらい続ける最強の仮定!)。
ただし、2年に1回の更新料(家賃1ヶ月分)と、途中で1回だけ引越しをする費用(敷金・礼金・引越し代で合計50万円)もちゃんと計上しました。
引越し後の家賃も変わらず15万円です。
そして25年後、子供が巣立ったタイミングで4000万円の少し小さめな家を購入。
これも頭金なし、諸費用7%(280万円)を現金払いで、ローンは20年(変動1.75%)でサクッと返します。
維持費や15年ごとの修繕費(150万円)、住宅ローン控除(100万円戻る)も計算に入れ、購入から25年後(トータル50年後)に同じく土地代1500万円で売却するシナリオです。
衝撃の比較結果……AIが弾き出した答え
「ふふふ……住宅手当の破壊力を見よ!」 私は自信満々でAIの回答を待ちました。
賃貸プランの圧倒的勝利を確信しながら、画面に表示された「50年間のトータルコスト」を見た瞬間……。
……えっ? 嘘でしょ?
なんと結果は「ほぼ互角」だったんです。
数千万円単位の壮絶なマネーバトルの末、持ち家と賃貸のトータルコストの差は誤差レベル。
手が震えました。
「住宅手当をもらい続ければ絶対に賃貸の圧勝だ」という私の確信は、見事に粉砕されたのです。
| 費用項目 | 持ち家 (今すぐ購入・5000万ローン) | 賃貸 (25年後購入・4000万ローン) |
| 初期費用(諸費用のみ) | 350万円 (頭金0円) | 280万円 (頭金0円) |
| ローン総返済額 (元利均等・金利1.75%) | 5000万を35年で返済 (月々約15.9万円) 約6,682万円 | 4000万を20年で返済 (月々約19.7万円) 約4,744万円 |
| 賃貸期間の総支払い | 0円 | 実質家賃・更新料・引越 2,930万円 |
| 維持費 (税金・保険料・修繕費) | 年25万×50年 + 修繕3回 1,700万円 | 年25万×25年 + 修繕1回 775万円 |
| 住宅ローン控除 (仮定) | -200万円 | -100万円 |
| 売却による収入 (仮定) | -1,500万円 | -1,500万円 |
| 50年間のトータル実費 | 約 7,032 万円 | 約 7,129 万円 |
圧倒的賃貸派のパパ、揺らぐ
この結果を前に、私はしばらくパソコンの前でフリーズしました。
いや、待てよ。
冷静に考えてみてください。
賃貸で家賃を払い続けるのと、5000万円の新築マイホームを買うコストが同じなんだとしたら……
「あれ?意外と家、買ってもいいんじゃないか?」
一生賃貸で他人の財産にお金を払い続けるより、同じお金を出すなら自分たちのお城を持って、気兼ねなく壁に穴を開けたり、子供と庭で遊んだりするのも悪くないかもしれない。
まさか、あんなに憎んでいた「住宅ローン」という名の十字架が、少しだけ輝いて見えてきたのです。
さらに私の脳内で、ある閃きがスパークしました。
「コストが互角になるのは、持ち家を『新築5000万円』で買った場合だよね?……ってことは、購入時の初期費用や物件価格をもっとガツンと抑えられれば、持ち家の方が圧倒的に『得』になるのでは!?」
新築至上主義にこだわる必要なんてありません。
そうだ、中古住宅を安く買って、自分たち好みにフルリノベーションすれば、トータルコストを抑えつつ、新築みたいにキレイでオシャレな家に住めるんじゃないか!?
これならFIREの夢も諦めずに、妻のマイホーム願望も叶えられるかもしれない。
ついに我が家の家づくりにおいて、「中古戸建てリノベーション」という全く新しい、そして希望に満ちた扉が開いた瞬間でした。
次回、このひらめきを武器に、ついに妻と本格的な家づくり会議に突入します!
<続く>

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